金のエンゼルマークなんて見たことないけど実在はしてるらしい

(きんのえんぜるまーくなんてみたことないけどじつざいはしてるらしい)
初演日:2018/6 作者:P.hact-er
「金のエンゼルマークなんて見たことないけど実在はしてるらしい」

登場人物
・セイジ
・ハルノ
・マモル
・シオリ
・ユウタ
・カリン

場所:六畳一間のアパートの部屋
・ベッドが一台
・部屋の中央に小さなテーブルが一台
・テレビが一台。テレビラックの上に乗っている
・DVDデッキもある
・その他、漫画、雑誌、フィギュア、ゲーム、衣類、小物類、食べ物、ゴミなどが散乱している

時間:深夜一時


誰もいない部屋。
玄関の扉の鍵が開く音がする。
扉が開く。
男女の話し声が聞こえる。

セイジ:ごめんね、散らかってるけど・・・。
ハルノ:大丈夫!急なことだし、私そういうの気にしないから・・・。

部屋にセイジとハルノが入ってくる。
明かりをつけるセイジ。
本気で結構散らかっている。

ハルノ:うわぁ・・・。
セイジ:ご、ごめん!片付けるから!マジで!速攻!今すぐに!!
ハルノ:だ、大丈夫だよ!お兄ちゃんの部屋もこんな感じだったし、さっきも言ったけど、私そういうの気にしないから
セイジ:・・・そう?ごめんね。

片付ける手をピタッと止めるセイジ。

ハルノ:・・・え?
セイジ:え?
ハルノ:え〜・・・っと・・・。
セイジ:あ!ああ〜!座るところね!ごめんごめん、ちょっと待ってて!

勢いよくベッドに散らかっているモノを床にまき散らすセイジ。

セイジ:ここ、ここ座って。
ハルノ:(小声で)・・・片付けないんだ。
セイジ:え?なに?
ハルノ:う、ううん!なんでもないの!なんでも・・・
セイジ:? そう。じゃ、座ってよ。

そう言いながら、先にベッドに座るセイジ。

セイジ:どうぞ。
ハルノ:・・・失礼します。

セイジの隣から人間二人分くらい空けて座るハルノ。

セイジ:・・・あれ?

ハルノを見つめるセイジ。
その視線をやり過ごすハルノ。
無言の間。
意を決して、ハルノの方にスライドするセイジ。
無言のまま同じ方向にスライドし、距離を保つハルノ。
さらに距離を詰めようとするセイジ。
さっきと同じように距離を保とうとするハルノ。
そのやりとりを繰り返すうちに、ハルノの逃げ場がなくなる。
してやったりという顔でハルノを見るセイジ。
その鼻息は荒い。
勢いよく距離をつけてくるセイジ。
慌てて席を立ってかわすハルノ。
ベッドから落ちるセイジ。

セイジ:ぎゃっ!
ハルノ:だ、大丈夫!?

起き上がるセイジ。

セイジ:何で逃げるの・・・?
ハルノ:え?べ、別に逃げてるわけじゃ・・・。
セイジ:いや、逃げてたでしょ?今、絶対!

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