たたじゃけら

(たたじゃけら)
初演日:0/0 作者:サイトウ
鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申鐃緒申
   
   根木野順一 ねぎのじゅんいち
   (ネギ)  東京からの転校生
         主人公 男
   
   富美二三子 ふみふみこ
   (ふみこ) 暇十餓屋代中学の生徒。
         方言を使う。 女
    
   黒川ジョージ くろかわじょーじ
   (ジョージ) 暇十餓屋代中学の生徒。
          男
   
   曼陀羅川まつき まんだらがわまつき
   (マッキー)  暇十餓屋代中学の生徒。
          動揺すると方言が出る    
          女
   
   ナレーション 『朝からドン』のナレー     
          ション、インタビュアー
   
   なお、マツキ、ナレーションは兼役である。
   
   分かりにくい箇所に( )で意味が書いてあるが、あくまでニュアンスである。
   方言は架空のものなので言いやすいように変更可能。
   
   幕は閉じたまま
   舞台前にふみことネギが立っている。 
   �����勰��
   
   ふみこ 「な!」
   ネギ  「ん?」
   ネギ  「たたじゃけらって知っとん?」
   ネギ  「たたじゃけら?」
   ふみこ 「んだ」
   ネギ  「ああ、あの妖怪みたいなやつ?村に悪さをするんだっけ?」
   ふみこ 「わだねぇよ」
   ネギ  「え、違うの」
   ふみこ 「わだねぇ…たたじゃけらはなあ、妖怪じやねんよ…。」
   ネギ  「え?」
   ふみこ 「妖怪じゃあねぐで…」
   
   幕、上がる
   
   東山 御神体前
   舞台奥に多きな岩(御神体)がある
   この先、基本この場所でストーリーが進む。
   
   ネギ、地図を見ながら歩いてくる
   
   ネギ  「ええっとこの辺だよな…て、本当にこんなとこにいんのか?」
   
   舞台上では、ふみことジョージが(ゆるく)戦っている。
   
   ジョージ「ものども!であえー!であえー!!」
   ふみこ 「ぐおぉおぉー!!ぐあーー!」
   ジョージ「現世にはびこりし忌まわしき魔物め!この北御門武(きたみかどたける)が死なばもろとも成敗してくれるわ!!」
   ふみこ 「ぐおぉおぉー!!」
   ジョージ「はっ!はっは!よっよ!」
        ↑戦ってる効果音
   ふみこ 「ぐおぉおぉー!!」
   ネギ  「………」
   ジョージ「くそ、なかなかやりよるな…仕方ない…あの最終兵器を使うしかないか…いでよ!グレードエクスカリバ……!」
   ネギ  「………」
   
   ネギ、今見たものをなかったことにしようと一度舞台から出ていくが、暫くしてやはり話しかけるしかないと思い再び出てくる
   
   ジョージ「くそ、まさか私の最終奥義…グロリアスバタフライエフェクトが全く効かないとは…」
   ふみこ 「ぐばばばばざー!!!」 
   ネギ  「えっと…」
   ジョージ「くっこのままでは我々の壮大なるデステ…あ、エステ…テスト…えーっと…」
   ふみこ 「デズディネージョン…(小声)」
   ジョージ「デスティネーションを果たす事が…?!」
   ネギ  「えっとー」
   ふみこ 「ぐじゃーあー!」
   ジョージ「ああもうだめだ、もう終わった、はい死んだ、絶望的だぁ!」
   ふみこ 「ぐっおー!」
   ジョージ「うおお!」
   
   ふみこ、ジョージに襲いかかろうとするがそこで止まる。どうやら、このあと出てくるはずの役者がいず、どうするべきか分からないようだ
   
   ふみこ 「ぐっおー…」
   ジョージ「えっと…」
   ふみこ 「あー…」
   ジョージ「えー…」
   ネギ  「あのー…」
   ジョふみ「?!」
   ネギ  「?!」
   ふみこ 「じゃ、」
   ジョージ「タルカリハニーマセニョン…」
   ネギ  「え?」
   ジョージ「あ!タルカリハニーマセニョン様だあ!」
   ネギ  「あ、え?、ちょ」
   ジョージ「マセニョン様あ、あなた様のお力で、我々をお助けください!」
   ふみこ 「ぐぎゃーあ!」
   ネギ  「は?!」
   ジョージ「お助けください」
   ふみこ 「ぐおぉおぉー」
   ネギ  「え!いや、なに?!」
   ジョージ「お助けください!!ほら早く!!」
   ネギ  「え…うおー…」
   ふみこ 「ぐぎゃーあ!!!」
   
   〈ふみこ、倒れる〉
   
   ネギ  「え…なに…」
   ジョージ「う…うおお!!!」
   ジョージ「ありがとうございます。ありがとうございます。」
   
   ふみこ、立ち上がる
   
   ふみこ 「ごーじゃで、厭うべがたたじゃけらはタルカリハニーマセニョン様によっで封印じゃれ、そごんば緑じゃうんだんがじゃ暇十餓屋代村(ひまとがやしむら)んがでげっだのじゃっだ。めんだらめんだら。
   (こうして、忌むべきたたじゃけらはタルカニハニーマセニョン様によって封印され、そこには緑豊かな暇十餓屋代村ができたのでした。めでたしめでたし。)」 
   ジョージ「ぱちぱちぱち」
   
   ふみこ 「じゃんじゃかじゃんじゃかじゃんはい、」
   ふみジョー「だらーがーしかーかんだらがらひじゃじゃらぐるばざらーがさーらーにーがだーらぐーるー、ひーまーとがやしじゃ、さめがならねばー(歌の例)」
   ふみこ 「じゃんじゃかじゃんじゃかじゃんはい、」
   ふみジョー「でらーほまー」
   ネギ「ちょちょちょっとまて!ちょっと待て!!」
   
   ふみこ、ジョージの歌にネギも無理やり付き合わされるが、2番が始まったところであわてて中断する。
   
   歌は学校の校歌や、好きな曲などを適当な言葉でアレンジして歌う
   
   ふみこ 「どじゃた?(どうしたの?)」
   ネギ  「………え…」
   ふみこ 「ん?」
   ネギ  「え?」
   ジョージ「いやー、いい演技だったよ君ー」
   ネギ  「あ、どうも…て、え?」
   ふみこ 「でーが誰じゃねおま?」
   ネギ  「あ、いや…」 
   ジョージ「あ!もしかして君、あのこ!今年から来るって言ってた!えーと、茄子の…いや、にらの…」
   ネギ  「根木野、根木野順一」
   ふみこ 「んでらやっが…!(てことはやっぱり…!)」
   ネギ  「転校生だよ。」
   ふジョー「おお!!」
   ジョージ「で、何してたの?」
   ネギ  「いや、先生にここに行けって言われて…、てか、それはこっちのセリフじゃね?!」
   ふみこ 「わじゃらは劇の練習をしでんじゃらんよ。」
   ネギ  「いや、それは分かるけど…え?なんで?」
   ジョージ「本番が迫ってるから。」
   ネギ  「本番?」
   ジョージ「暇十餓屋代祭り。この村で3年に一度開かれる伝統的な祭り何だよ。」
   ネギ  「それでこの劇を披露するのか?」
   ふみこ 「んだ。」
   ネギ  「へえ…え、で何でこんなとこで練習してんの?」
   ふみこ 「ごんじゃどこ?」
   ネギ  「何で山何かで練習してんの?教室でやればいいじゃん。」
   ジョージ「だって教室って狭いし…それにここからだと暇十餓屋代村の全体が見渡せるでしょ。」
   ふみこ 「いい景色じゃね。」
   ネギ  「まあ…え?それだけの理由?」
   ジョージ「そうだけど」
   ネギ  「……」
   ふみこ 「んじゃでがよがっだなぁー、ぢょーどひどじゃ足らんがらっだが」
   ジョージ「本当にねやっぱ男手が増えるってのは良いよね。」
   ネギ  「ちょ、ちょっと待て、何か俺が参加する流れになってね?」
   ふみこ 「だ?やんじゃんね?」
   ネギ  「いや、やんねえよ?」
   ジョージ「なんで?」
   ネギ  「なんでって、いや、俺が参加する意味がわかんねえだろ、赤の他人だぞ」
   ふみこ 「んじゃがって、てんこばしてけたんじゃげ?(そう言ったて、転校してきたんでしょ?)」
   ネギ  「まあ」
   ジョージ「そしたらもう他人じゃないでしょ。クラスの一員として祭りに参加してもらわないと。」
   ネギ  「は?だっておれ、お前らの名前すら知らねえんだぞ。」
   ジョージ「黒川、黒川ジョージ。」
   ネギ  「は?」
   ジョージ「僕の名前。よろしくね」
   ネギ  「あ、よろしく…黒川君…」
   ジョージ「僕の事は気軽にジョージって呼んでもらってかまわないよ。」
   ふみこ 「ジョージはこのクラスのクラス委員のんじゃえ。」
   ネギ  「はあ…」
   ジョージ「彼女は富美ふみこ。変な名前だよね。」
   ネギ  「ああ、まあ…」
   ふみこ 「まあ、何だれ、おんじゃんなー。」
   ネギ  「おんじゃんな?」
   ジョージ「よろしくって意味。」
   ネギ  「あ、…よろしく…」
   ジョージ「って事で、これで僕らはもう他人じゃないわけだし、参加してくれるよね!」
   ネギ  「いやいやいやいや、無理でしょ。何で転校早々わけわからん劇に参加しなくちゃなんねえんだよ。」
   ふみこ 「んだげたいっでん、村が決まりじゃがん。」
   ネギ  「やだ!無理!絶対無理!!」
   ジョージ「そんな事言わないで、ほら、僕らもう友達だろ?」
   ふみこ 「んじゃ」
   ネギ  「黒川くん…」
   
   二人、握手をしようとする
   
   ネギ  「じゃ!」
   ジョージ「あ、まって!」
   
   ネギ、逃げ出す
   
   追いかけて乱闘になる。
   
   戦闘を繰り広げる3人の上手からナレーション登場。
 
   ナレーション「皆サーん!こーんにーちはー!!今日もウキウキ朝からドンのお時間です!今日はなんと!日本にもあった!知られざる秘境暇十餓屋代村について取材してきました!!」
   ナレーション「あの、作業中すみません。ちょっとお話いいですか?」
   ジョージ「あ、大丈夫ですよ。何ですか?」
   ナレーション「暇十餓屋代は、あなたにとってどんな場所ですか?…」
   ジョージ「そうですね…(アドリブで何か言う)」
   ナレーション「暇十餓屋代の魅力について教えてください。」
   ふみこ 「あんだー、いいごときっかーね!暇十餓屋代の魅力っちゃあつまり。だらいだらんがじゃらんじゃろ、あどぐっちゃあね、どがんがならんってえ、あんちゃもがんがらんねえ!!」
   ナレーション「ああ、なるほど…」
   ふみこ 「だんちゃもがらんなるね!!」
   ナレーション「あー、そうですね。はい。熱のこもった紹介をありがとうございました。」
   ナレーション「ところで皆さん、暇十餓屋代には独特な神話が存在するのをご存知でしょうか?南東の村からやって来た暇十餓屋代の祖である曼陀羅川寿太郎、北御門武らは、かつて植物の育たない枯れた土地だったこの場所に、3日3晩暇十餓屋代の人々の信仰する大地の神、タルカリハニーマセニョンに祈りを捧げる事で豊かな自然を産み出しました。今でも石子山の麓にはタルカニハニーマセニョンを祀る神社が置かれ、東山(あずまやま)、大和山、南山にはそれぞれタルカニハニーマセニョン御神体があり、広く人々に崇められています。特に、東山の御神体は大きく…」
  
  ナレーション出ていく。
   
   ジョージ「特に東山の御神体は大きくて、何か強大な力を持つって言われているんだよね。」
   ネギ  「んで、それがこの岩ってことか。」
   ふみこ 「んだ。」
   ネギ  「それで、お前はそんな重要なもんに座ってて大丈夫なのか…」

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